外反母趾と言う言葉は良く聞くけど、どう言った
状態の事を言っているのかよく分からないという方が
たくさんいると思います。
外反母趾と言うのは足の親指が外側に向かって
曲がった角度でその重症度が決められています。
その重症度は以下の通りです。
外反母趾角/症状
5度〜8度/正常
15度〜19度/軽症
20度〜39度/中症
40度〜/重症
その他に見た目で
「足の親指が小指側に曲がっている」
「親指の付け根が見ただけではっきり出っ張っている」
「痛かったり、腫れていたりしている」
「親指が隣の人差し指に重なっている」
外反母趾になる原因としては
女性が良く履くハイヒールのせいではないのか
と言う意見が多い様なのですが、
そうとも限らず子供でも男性でも外反母趾になって
しまう人も少なからずおられますので、
原因としては足のアーチ型を作り出している
中足関節の靭帯が緩んでしまっている事が
原因となっているようです。
これが主な原因なのですが、
これを加速させているのが靴と言う事になります。
関節が緩んで弱まってしまった所に靴を履く事によって
足が靴の形に圧迫されてしまう
と言う事になるように思います。
でも外反母趾の一番の悩みは母趾の角度よりも
なんと言っても痛みではないでしょうか
当院に来られるほとんどの患者様は
この痛みを何とかして下さいと訴えて来ます。
痛みさえなくなればって
確かに母趾の角度まで矯正しようと思えば
相当の根気が必要になってきますので
皆さん続かないと思います。(私の経験上)
なのでとりあえず痛みを取ってください
という方が多いですね。
外反母趾の施術方法はネットで検索すれば色々と
出てきますが当院では30年程前から
笠原式テーピングを行っています。
今までサポーターとか色々試してきましたが、
やはり最後に残ったのが
笠原式外反母趾テーピングでした。
この笠原式テーピングを使うようになってからは
外反母趾で痛みを訴える方のほとんどが
楽になったと喜んで頂きました。
但しテープを直接肌に貼るので
かぶれやすい方には向いてないです。
最近はテープの貼り方などがネットに出ているので
ご自分でテーピングをされている方も多いようですが
中には貼るポイントがズレている場合があるようです。
外反母趾の痛みでこまっている方が来られますが、
よく聞いてみると自分でテープを貼ってたけど
効果がなかったのでというので
一度テープの貼り方を見せて頂きましたが
やはりポイントが外れていましたので、
貼り方のポイントとコツを指導させてもらいました。
これをご覧下さっている方で、いまいち貼り方があっているか
どうか不安な方は一度来て頂ければと思います。
貼り方さえ覚えてもらえれば、後はご自分で週2回
貼り換えてもらったら良いかと思います。
さんご鍼灸整骨院
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